starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

知りあいの彼女とバブーシュカ

20歳の頃の話。


知りあいと付き合っている

佐由美から、

『貴方とセックスしたい』

と、言われて関係が始まった。


そんな佐由美から、相談があった。

初めて同士で結ばれた、

彼と佐由美は付き合って

それなりの月日を

過ごしているのだが、


『彼があれを食べてくれと、

言って来たの』


『でも、怖くて出来ないって

断ってしまったの』


『ねえ、どうしたらいい?』


そんな事を言われたら、こう

答えるしかないではないか......


『俺が怖くない様に

                      してあげるよ』


そしたら


『うん』


と、安心した様に頷いた。


最初から、そのつもりだったらしい。



多分知りあいのあれは、かなり

立派なイチモツらしかった。


残念ながら、自分のは

それなり(笑)


『彼のは怖いの.......』


佐由美は、俺を実験台にする

つもりなのはミエミエだった...


じっと俺の物を見つめて

ゆっくりと........


『大丈夫、怖くないから....』




しばらくして、佐由美から



『彼のも怖くなくなった』

『食べてあげたら、喜んでた』

『貴方のお陰だよ。』


『ありがとう‼️』


『またまた、どう致しまして!』


佐由美も、俺もそれぞれの

彼氏、彼女と順調に

付き合っていたが、ある日

ダブルデートした時に、

観光地の土産屋で、それぞれが

バラバラになった時に、

佐由美が俺の所に来て、

一緒に土産を見始めた。


その雰囲気は、


まさに、そのもので....


『こりゃ....まずいな....』


と思ったら


困惑した佐由美の彼と


俺の彼女が、ぎこちなく


一緒に土産を見ていた。

確信はないだろうが、2人とも


おかしい?と感じたはず.....





ここから、佐由美の彼は

俺たちを、疑い始めていた。

そして、俺の彼女の七菜子も

何も言わないが、おかしいと

思っただろう。


佐由美の友達数人と、

一緒に会っていた時にも

行動は大胆になり、

物陰で.....

股間を触って来たりした。

一緒にいた友達の留美子と、

裕子も異様な雰囲気を感じて

いたのは、明白だ。


ある時、知りあいは会社を休み

佐由美に、サプライズで会いに

行ったが、あいにく留守だった

らしい。


佐由美のアパートに行く前に

偶然、俺と車ですれ違い、話をした。

俺は彼に、貸しレコード屋に

行ってると伝えていたが、

俺が店に居なかった!

と公衆電話から責めてきた。


『そりゃいつまでも

貸しレコード屋に居ないよ』


『何処に行ってた?

佐由美も居ないんだけど!』


『2人で会ってたんだろ!』


『まさか、俺は何も知らないよ』


実際会って居ないので、この時は

お門違いな話しだった。


『本人にちゃんと確認しろよ』


『なんで、俺が佐由美と会わなきゃ

いけないんだよ?誤解だよ』


『会ってるなら、何で俺は自宅に

居るんだよ

電話に出ないでしょ?普通』


それ以上彼は何も言えなくなった。


数ヶ月後、彼は佐由美と別れた。


佐由美の友達、裕子に惚れて

しまったのだ。



ケイト・ブッシュの

アルバム、魔物語からの


“バブーシュカ“

歌詞はこんな感じですが、


最後のガラスが割れる効果音と、

メロディの不協和音が何とも

あの頃の雰囲気と重なります....



“彼女は夫を試してみたかった


どうやればいいか明確にわかっている


彼を騙すために偽名を使おう


それ以上悪い選択はなかっただろう