starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

アナログ

10月公開の"アナログ"は

昭和世代には懐かしいと言うか、

色々な思い出もある人も多いでしょうね....

何の事はない、携帯を持たない女性との

ラブストーリーの様です。

まあ、こんな題材が映画になるなんて

昭和世代だと、日常茶飯事な出来事ですよね。

約束したのに、相手が来ないなんて

良くあること?だったと思います。


2年前に付き合ってた女性が言ってました。

30年以上前の話しですが.....

ある日の夕方18時に約束して冬の駅で

待ち合わせしたのに、

彼が全く来る気配がない.....

運命の相手だと思っていたから、どんなに

寒くても時間が経っても待ち続けたと.....

駅で降りる人々を目で追って、白い息を

吐きながら、凍えながら必ず来ると

信じて、駅の外の軒下で待ち続けたそうです。

19時....20時....22時...終電になっても

ここに居ないと、彼が来た時に困って

しまうからと、朝まで待ち続けたそうです。

身体は冷えきって唇も紫色になり

身体の限界を感じた彼女は

諦めて泣きながら帰ったそうです。


遠距離だった為、連絡もままならず

後に、仕事で来られなかったとの

話を聞いたそうですが、結局

もう、彼に2度と会えなかったそうです。


新しい彼女が出来てしまった事と

彼の母親が彼女に対して、当時

正社員ではなく、準社員である事に

だらしないとか、世間体が悪いとかで

認めてくれず、会ってもくれなかったそうです。

時代ですね...


今でも彼の事を越える相手には

巡り合ってはないそうです。

2度離婚してますが、今でも彼を

愛してるそうです。

一応、俺も彼女と付き合ってたんだけど

『ふ~ん、そうなんだ。そりゃ

忘れられないよな~』と

他人事の様に納得してましたね(笑)

ま、結局同じアパートの

心優しき隣人に彼女を

取られてしまいましたが

"アナログ"の内容を見て

そんな事を思い出してましたよ。



ま、映画は木曜日しか会えない彼女と


毎週会っていたけど、ある日突然

来なくなってしまったと言う、

謎めいた切なそうなラブストーリー

なのかな?と

勝手に推測してます(笑)


こんな不器用な映画を、若い人達には

どう映るのでしょうか?

聞いてみたいものです。