starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

狛犬巡り⑤ 品川区 五反田 雉子神社

JR五反田駅より歩いて5分



右下のビルの一角にイチョウと鳥居が

見えます。

ここのイチョウは推定樹齢150~200年、

樹高約18m、幹の周囲4mで

区の天然記念物です。

鳥居が見えて

目的地に着いた様です。

ここは品川区五反田 

雉子神社です。


村民が見た霊夢とは文明年間に当所に

白雉が飛来し死んだ。その夜に村民の夢に

甲冑を着た人が現れて......


「私は日本武尊だ。私を当地で祀れば

国家を守護し、村民は安全になるだろう」


といい白雉となって飛び去った。

これにより彼は死んだ白雉を埋めて

大鳥明神と号する社を築いた。

というものである。(出典:新編武蔵風土記より


入り口前には石碑がありました。


⭕️雉子神社

三代将軍徳川家光公が命名したそうです。



『雉子ノ宮」の名で親しまれている古い神社

(文明年間=1469~87の創建と思われる)

で、江戸時代までは「大鳥大明神」

と呼ばれていました。

3代将軍徳川家光が鷹狩りをしていたとき、

1羽の白いキジがこの神社に

逃げ込んで見えなくなったことから、

家光が神社の名を「雉子ノ宮」

と呼ぶよう命じたと伝えられています。


元治元年(1864年)

九月奉納 石工・八右衛門

なそうです。

1864年は幕末。

雉子神社の狛犬は子持ちタイプです。


そして鬣(たてがみ)など掘りが

深くて目も大きく、まるで

鎧、甲冑を纏っている様な

感覚に見えて来ます。

ここの狛犬は素晴らしいです。

他にはない独創性を感じます。

石工、八右衛門やりますね。

階段を登りビルの下に拝殿が

ある様です。

登り切った右側に社務所が

あります。

そして上からの陽光に輝いている

拝殿、雉子神社です。


中は柔らかな光で心地良さそうです。

右側に金色の狛犬が見えます。

拝殿右側は緑に溢れておりました。



左側には三柱神社があります。


3人の神様が居て三柱神社なのですね。

これは凄い‼️

では、雉子神社を後にします。

白いビルに社と言うアンバランスさが

何とも不思議な空間でした。

五反田駅より徒歩5分の場所に

あります。

品川駅からも行けます。

でも長い坂道を登らなければ

ならないのでやはり五反田ですかね。