starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

狛犬巡り⑪矢向日枝神社(ひえ神社)

JR南武線 川崎市 尻手駅に着きました~。

徒歩5分ほどで

日枝神社に到着です。

尻手からなので

川崎かと思ったらここは

横浜市の矢向なんですね。

小さな稲荷社が入ってすぐ左手に

こじんまりとあります。

⭕️由緒

当神社は、滋賀県大津の日吉神社の

御分霊を勧請したもので、

山王大権現、山王社等と称され、

寛永十五年の創立と云い、古は、矢向村、

市場村、江ヶ崎村、越塚村、古川村、

下平間村、上平間村の七ヶ村の鎮守であった。

棟札に依ると、寛永十五年、寛文三年、

享保十年、天明二年、文化七年等の

各時代に造営が行われ、各時代に亘って

七ヶ村の造立する處とされていたが、

天保の末に至って各村は分離し、

当神社は、矢向一村の鎮守となったのである。

その後、徳川氏に至っては若干の社地を

寄進せられて神田耕地と称する所があったと

云われるが、これが当神社の領地であったらしい。


往時、鶴見川、六郷川の氾濫で度々社殿は

破損したこともあったが、天保十四年に再建し、

明治六年、村社に列せられ、山王社を改めて

日枝神社と改称し、同四十二年十二月一日、

無格社十二柱、神明社、稲荷社の三社を

併合の上、大正十一年十月六日、

神饌幣帛料供進社

(国又は市町村から産物を献納する)

に指定された。


 その後、昭和二十一年八月に

宗教法人となり、昭和三十二年八月に

氏子崇敬者の赤誠によって、

御社殿の改修が行われ、平成十四年には

宮神輿新調と境内整備の修復がおこなわれた。

(頒布の資料より)


拝殿前に目を引く御神木。 

御籤掛けが周囲に張られた御神木。 

大銀杏は横浜市名木・

古木指定されているとの事です。


狛犬

文化二年(1805)に奉納。

状態も良く表情も個性的で豊かです。

阿吽の吽像

角も生えています。

阿吽の阿像

身体に丸くゴツゴツした模様が

特徴の狛犬です。

所々黒く焦げた様な跡が

見受けられますが、火災か

戦争での焼け跡ではないかと

思われます。

この狛犬も時代、時代を

見てきたのでしょう.....

蹲踞の姿勢の狛犬です。


尾は蝋燭の炎。

まるで燃えているかの様ですね。




主催神は、滋賀県の比叡山。


では参拝しましょう...


2礼2拍1礼して、ここの人々の

安泰を願います。


お、右手には"やる気稲荷神社"

がありますよ。

何でもここで拝むと

やる気がモリモリ起きるとか?

では拝みましょう‼️

彫りの深い、オキツネ様ですね。

確かに他のお稲荷さんより

ゴツゴツしてて『くわ~っ』

と言う感じですね。

こちらは『おい、やる気だせよ』

と言ってる感じですね。

やる気が出るかな?


さて次は左手側に巡ります。




恵比寿様?


大黒様でしょうか?

商売繁盛のお堂ですね。



日枝神社、ここの狛犬さんは

実に個性的かつ時代を生き抜いて来た

気鋭みたいな迫力を感じました。


ありがとうございました。


矢向日枝神社は

JR南武線 尻手駅から徒歩6分

程で到着です。