starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

狛犬巡り⑬大森諏訪神社

大森諏訪神社にやって参りました。

⭕️大森諏訪神社は大田区大森西にある

諏訪神社です。

大森諏訪神社の創建年代は不詳ですが、

江戸時代には大森村山谷の

鎮守社であったといい、

昭和11年に村社に列格していたといいます。


百度石があります。

お百度石とは、神社や寺院に設置

されているお百度参りの基点となる石で、

この石を参拝のスタートとゴール

にすることができます。 つまり、

お百度石と本堂の往復で1回の

参拝とカウントされます。 

お百度石は鳥居の近くや参道に設置

してあることが多く、

様々な種類があります。


参道の通路になります。

奥に社殿が見えます。


諏訪神社の

狛犬、阿吽の阿像ですが

低い姿勢からの威嚇する様な

形に迫力がありますね。


こちらは阿吽の吽像

こちらも低い姿勢から来る

前をじっと見据えた形に

赴きを感じます。

今にも飛びかかりそうな

構えと迫力です。

阿像真横から見た図。


やはり正面が素敵ですね。


なかなか見ない構えで、

狛犬の守りと芸術品の高さを感じます。


土台が自然岩の様な荒々しいのが

また、良いですね......





何かの記念と彫られていますが、

良く見えませんが、

昭和15年16年

1941年制作 石工者不明なそうです。

こちらはサッパリ分かりません。


⭕️由緒

当社御鎮座の年代は明らかではないが、

その昔大森海岸袖ヶ浦へ着岸された

御神体を村民が尊崇して一祠を

建立したといわれ、御創建は、

江戸初期ともいわれているが、

区内の社寺の多くが鎌倉時代を機として

其の源を発している事を考えると

更に遡るものと思われる。

古老の多くもこの様に語られ

昭和三十九年には五百年祭が

盛大に執行された。

⭕️

⭕️御祭神の建御名方命は大国主命の

第二子にましまして風水害や流行病を

防ぎ農耕の神として又漁業の神としての

信仰厚く、特に武神としての

ほまれ高くはなはだ霊力強き神として

氏子の崇神の念益々厚く、

神威赫々として今日に至っている。

 昭和十一年には村社に定められ、

東京府下荏原郡大森村字山谷

(東山谷-大森東二丁目、南山谷-

大森西三丁目、北山谷-大森西二丁目)

の鎮守であった。

 


昭和二十年戦災により社殿が焼失した為、

昭和二十二年いち早く仮本殿を

復興する事となり、御神体を本社より勧請し、

氏子総代金子太郎右エ門宅に仮安置し、

昭和二十三年本殿へご遷宮した。

 現在の社殿(銅板葺流れ権現造)

は昭和三十二年に復興され、

境内には文政七年晃申歳再建の

鳥居をはじめ、狛犬、燈籠、手水屋、

玉垣、記念碑等が多数建立されている。

又昭和五十四年には社務所を改築し、

続く昭和五十六年には神楽殿の新築をし

氏子崇敬者一丸となって神慮を畏み、

氏神様を心のよりどころとして、

豊かな人間生活形成の原点として

ますます道の精華を発揮している。

尚伝承として、境内に一匹の白蛇が住んで

祭礼の時氏子多数お参りして知らずに

白蛇の尾端を踏んだので、

古来祭礼には必ず雨が降ると伝へられている。(境内の掲示より)

上の狛犬の彫刻が美し過ぎて

見とれてしまいました。

繊細なのに迫力が凄いですね。

牡丹?の花か、分かりませんが

こちらも生き生きと、描かれて

おりますね。


拝殿側から見た景色も

素晴らしい眺めです。



入り口右手には伏見稲荷が

あります。


金網に覆われたキツネさまです。

毬に手を置いてます。

こちらは子供に手を置いてますね。

伏見稲荷拝みます。


灯籠も大きくて立派です。

では大森諏訪神社を後にします。

大森諏訪神社は

京急大森町駅、京急平和島駅より

徒歩15分かな。