starressのブログ

日々の、出来事を何となく綴りたいと思います。

知り合いの彼女とロボットマン

『私、貴方とセックスしてみたい......』


夕暮れの駐車場で知り合いの彼女から、

悪戯な笑みを浮かべながら言われた。

20歳の頃の話.....




以前、知り合いとその彼女と

笑いながら、どんな感じで事を

行っている?なんて話をしていた。


知り合いの彼女、佐由美は

彼と初めて同士で結ばれた。

それで、俺の話を聞いていたら、

自分達の行為とは、違う事に

衝撃を受けたらしい......

佐由美は、肉感的で、愛想が良くて

活発な娘だった。


『貴方とセックスしたい』


その言葉に、俺は驚きはしなかった....

既に熱い視線を感じていたから


『俺もだよ....


と答えた。


『今度の土曜日の夜に、実家に

                           帰る事にするから

                                 その時にまた...ね。』


彼が戻り、何事も無かった様に

笑顔で車に乗り込み

二人は夕暮れの闇に消えて行った....


俺には、付き合っている彼女、

七菜子が、いた。

色白で鼻が高く、口元はいつも

軽い笑みを浮かべていた。

口数が少ないが魅力的で、大切な

彼女だった。

門限が厳しくて、

19時には家に

返さなければいけなかった。

彼女は、時間が制約されて

時間が無い分、大胆だった。



七菜子ほど激しく熱いキスをする女性を

あれから約40年経った今も

俺は....

知らない......


だから、知り合いの彼と佐由美と夜に

喫茶店で、スパゲッティとコーヒーを

啜りながら.......


そうだな...


『キスだけで、30分から1時間.....かな』


『色々冗談なんかも、言いながら

                  時間は過ぎて行く感じ......』


なんて話をしたら


佐由美は


『わあ~なんか楽しそう!』


と興味津々だった。



そして、約束の土曜日がやって来た。

七菜子には悪いが、誘惑には

全く勝てなかった.......


指定の場所に佐由美は来た。

車から降りて、


『ずっとこの日を待っていたわ』


と、震えた声で語り、既に顔は紅潮していた。


『俺もだよ佐由美.....』


と名前を呼んで、手をギュッと握りしめた。


.




....彼女はうわごとの様に、


 『彼はこんなに激しくない、

                 こんなに速く動かない』

   

『彼は何もしゃべらないで、

                       黙ってするだけなの......』



と語っていた。


軽く触れただけで、信じられない位

激しく乱れたので、

さすがに、俺も驚いてしまったけど、

俺がフィニッシュを迎えたら

彼女は感動していた。


『あたしの身体に感じて出してくれた....

           こんなに、嬉しい事なのね..』


『え?これは普通の事だよ?』


『なんで?』


よくよく聞くと、彼は射精しそうに

なると、セックスを中断して、

後ろを向いて

自慰行為で出していたらしい。

佐由美は、いつもそれを、待たされて

いたとの事。


だから俺との行為は衝撃的だったと、

何回もキスされた。


『今日は素敵な日だった、またね.....』


    と言って別れた。



それから、彼とのセックスで

彼が逝きそうになり、


『お願い私に出して!』


と足を絡めて自慰行為をさせなかったと言う。


それから毎回、普通にフィニッシュする

様になって、


佐由美から.......


『ありがとうね❗️』と言われた。



『どういたしまして』






彼女が居たときに聞いていたのが、

1975年のスコーピオンズの

ロボットマンだった。

まさに勢いのまま.....



ロボットマン


意志の疎通をはかりたい

クレイジーなロボット人間予約席、「これが僕の人生だ」僕を見て

君は彼を冷たい感じだと思うか?

どこの国でも、クレイジーサイエンスフィクション作品を演出する


それから、おい、おお、おお

僕はロボット人間

それから、おい、おお、おお

僕は敗者だ

それから、おい、おお、おお

僕はロボット人間

そう、それが僕の気分

それが僕の人生だ

それが僕の魂だ...........